売りたくても売れないオーバーローン状態の査定が増えています
2024/04/25
ほぼ毎日、査定の依頼に対応しておりますが、残念ながら売るに売れないオーバーローン状態の方が非常に多いですね。築年の新しい物件ほど顕著に多いです。
時々、購入時に自己資金を多く入れて、借り入れを少なくしている方や、借り入れ年数を短くしている方(ほとんどは35年で組まれています)、土地を安い時に購入し建築された方もおりますが、そうでない方は残念ながら、売るに売れないオーバーローン状態がほとんどです。
まだ新しい不動産を売却する理由としては、離婚が一番で、次に転勤や別の土地に建て替えたいというようなことなのですが、かなりの自己資金の手出しをしなければ、売却が成功する可能性は低いものとなります。
たまにあるのが、築1年程度で、しかも購入時の諸費用まで借り入れている為、残債が購入時の物件代金以上のケースです。
いくら築1年とはいえ、人が一度でも済んだ中古物件が購入時の物件代金以上の金額で売れるハズがありません。
”今、地価が高騰していると聞いたので買った時と同じか、もしくはもっと高く売れるのではないか” と言われる方が非常に多いですが、はっきりと申し上げて、”一部の限られた地域と、限られた購入時期以外ではほぼあり得ません”
私は以前、木更津市羽鳥野に住んでおりましたが、坪単価が一桁の時に購入し家を建てたため、5年ほど住んだ家を売却する時は残債以上で売却が出来ました。
羽鳥野の土地は、現在分譲時の3倍~4倍の価格になっております。
近隣では請西南なども同様と言えます。
でもそれは幸運なケースであり、普通は35年で組んだ住宅ローンの残債の減りよりも、物件価格の減りの方が早いということは当然なのです。
なかには、残債を下回っても売却ができると思っておられる方もおります。
売却して残った残債を、分割して銀行に返済していけばいいと思っているのですね。。。
ちゃんと借入時に説明しない銀行が悪いですね。
売却時には銀行に抵当権を抹消してもらう必要があり、残債が売却代金以上の場合にはその差額を、どこからか用立ててこなければならないのです。
リースバックのご相談も、残債が多すぎて何もして差し上げられないことが多いです。
当然、購入時は売却することなど考えませんし、離婚することを前提に結婚することもありませんよね。。。だからこそ売らざるを得なくなった時のお悩みは深刻だと思います。
よく他社では軽々しく、”残債以上で売りに出してみましょう”という無謀な提案をするようなのですが、弊社では、そんなお客様の気休めにしかならないような査定はいたしません。
気休めどころか、相場よりかけ離れた金額で売りに出しても売れるハズがないのですから、結局は落胆させてしまうことになります。
それよりも、残債と実勢相場との間に現在どの程度の乖離があり、どの程度のオーバーローン状態かを正確に知っておくことこそ重要だと考えます。
勇気のいることかも知れませんが、お悩みの方は是非ご相談ください。
弊社は気休めの査定ではなく、真実をお伝えします!
~不動産業は売主様から始まる~
君津、木更津、富津、袖ケ浦の不動産売却をお考えの方は是非ともご相談下さい!
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ハウスドゥ君津
住所 : 千葉県君津市南子安1-8-10
電話番号 : 0120-10-2134
君津市を拠点として離婚の心情にも考慮
君津市を拠点としてリースバックのプラン
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