不動産業界に蔓延する高預かりについて①

近年、インターネットよる集客が普及したことで、不動産仲介業者が売り物件を獲得する手段が、従来のチラシや来店から、一括査定サイトにシフトしております。一括査定サイトとは、売主様がインターネット上から複数の不動産会社に同時に査定を依頼できるサービスです。

 

もちろん弊社も複数のサイトに登録しており、一括査定サイトだけで、月間４０件以上の査定対応を行っております。

しかしこの便利なサイトが普及したことで、「不動産の高預かり」という悪しき業界の風習がひどくなっている様に感じます。

 

なぜ「高預かり」が起こるのか？

これは不動産を少しでも高く売りたいという売主様の心理につけ込み、実際には売れる見込みのない高い査定額を提示し、委託を取りつけようとする不動産業者の身勝手さによって起こります。

残念ながら複数社が同時に査定額を提示する一括査定においては、自分の不動産を少しでも高く査定してもらい、気分を害する売主様はいない為、高額な査定（ここで言うのは仲介査定であり、買取査定ではない）を出した不動産業者に委託をするのは当然のこととも言えます。

 

「高預かり」の問題点

不動産業者はプロです。委託を取り付ける為なら相場より高い査定を出し、売主様をその気にさせることなど容易いのです。

しかし、その様な不動産会社に売却を任せてしまうと売主様は以下のような様々なリスクを抱えることになるのです。

 

①なかなか買い手が見つからず、売却期間が長期化することによる、固定資産税などの維持コストの負担

②住宅ローン支払い中の物件や、お住み替え予定などがある場合、資金計画や時期などに狂いが生じる

③物件が売れ残り、長く人目に晒されることにより（目垢が付くとも言う）「売れ残り物件」として最終的に本来の価値よりも低く売ることになる

 

弊社では「売れる見込みのない価格」をご提案する気は全くありません！

なぜなら嘘をついてまで委託を取りつけても売れるハズがないのですから、時間と労力が無駄になることと、売主様に嘘をついてしまったと言う　”うしろめたさ”　を抱えて生きることが嫌だからです！！！

 

～売りに出していてもなかなか売れない・・・そんなお悩みは是非弊社にご相談下さい～

 

 

不動産業界に蔓延する高預かりについて②に続きます

 

君津、木更津、富津、袖ケ浦の不動産売却をお考えの方は是非ともご相談下さい！